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司法試験予備試験の予備校・通信講座のランキング比較

司法試験予備試験 予備校の
この記事の要点まとめ
  • 予備試験予備校といえば大手の伊藤塾が有名
  • 質の高いサポートとコスパで合格実績を伸ばすアガルートが近年、注目されている
  • 安さ重視の人にとっては約8万円~チャレンジできるスタディングも魅力的

司法試験・予備試験の予備校といえば、大手の伊藤塾が有名ですが、価格が優に100万円を超える、時間のない人は数年かけないと終わらない…などの悩みもつきません。

そこで、近年インプットよりも個別指導などのアウトプットに注力して、合格実績を爆発的に伸ばしているのがアガルートです。

コストパや受講生の声を総合的に判断して、おすすめの予備校はこちらの3社です。

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予備校名1位:アガルートアカデミー2位:資格スクエア3位:スタディング




総合評価
向いている人実績重視
サポートをしてもらいたい
本気で予備試験を目指したい
法律初学者
オンライン学習重視
学習時間を少なく抑えたい
価格を安く抑えたい
論文対策は自分でできる
サポートは最小限でOK
特徴司法試験の合格者占有率
約50%
カリキュラムがコンパクト約8万円~の低価格が魅力
運営会社株式会社アガルート株式会社サイトビジット株式会社 KIYOラーニング
公式サイトhttps://www.agaroot.jp/https://www.shikaku-square.com/https://studying.jp/

実績、コスト、サポート体制、カリキュラムの点で総合的に最もおすすめの予備校として、ここ数年人気急上昇なのはアガルート!

アガルートの看板講座である週1回の個別指導でがっしりサポートしてくれるマネージメントオプションは例年、販売から1~2か月で即完売してしまうので、早めに購入が吉。

21年版は12月時点で売り切れ…毎年知名度人気が上がってきているので22年はもっと早く完売になることが予想されます

  • 予備試験予備校の費用平均は約80万円
  • 予備試験合格までかかる期間は約1年~3年
  • 予備校なしの独学での合格は不可能ではないが、相当厳しい(勉強時間がもっと必要になる)
目次

司法試験予備試験の予備校のおすすめランキング一覧

22年2月現在で、司法試験予備試験の対策講座が受講できる予備校は下記の10校と多く、迷ってしまいますね。

とはいえ、それぞれの予備校で特徴はまちまち。また予備試験の予備校を掛け持ちでいくつか使う人も少なくありません。

今回は、簡単に各予備校の特徴を説明し、その中でもおすすめの5校をについて比較していきます。

1位 アガルートアカデミー

アガルートアカデミーは元LECの看板講師であった工藤北斗氏が立ち上げた総合オンライン予備校です。

取り扱い資格は数多いですが、工藤代表自体の弁護士であり、法律系に強い予備校。ここ数年で司法試験・予備試験の合格実績を伸ばしていおり、人気急上昇中の予備校です。

最近ではTVのCMも有名です。

特徴

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特徴内容
強み充実のカリキュラム
論証集をはじめとした教材の質がよい
の個別指導をはじめとしたサポート体制
弱みスマホでのユーザーインターフェースが悪い
オンラインでの一元管理のしにくい作り
価格帯約71万~266万円
合格実績令和3年の司法試験合格者669名
(合格者占有率47.8%)

伊藤塾よりはるかに低コストで、同等の教材のクオリティ、また2番目に合格実績を出しているとしてここ数年で一気に受講生を増やしたアガルート。

辰巳や資格スクエアでは基礎問は優しくわかりやすいですが、論文講座(過去問)になると一気に難易度が上がるためついていけないという生徒も少なくありません。

しかし、アガルートは基礎講座から論文講座までの間にクッションになる講座が複数あるため、徐々にステップアップできるため、受講生を置いてきぼりにしません。

看板講座

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看板講座税込価格
予備試験1年合格カリキュラム(オプションなし)1,020,800
(714,560円)
予備試験1年合格 カリキュラム
(マネージメントオプション
通信)
1,977,800
(1,384,460円)
()内は割引き価格

毎週個別指導サポートがつくマネージメントオプションは不動の人気で、マネオプ生は20年の予備試験の合格率が全国平均の4.9倍も高かったと、実績も強いです。

23年受験向けカリキュラムについてはすでに売り切れてしまうほどの人気ぶりです。

agaroot
※アガルート公式HPより引用

評判・口コミ

アガルートの口コミとしては以下の口コミがよく見られました。

論証集をはじめとする教材の質が高い
個別指導はもちろん事務対応も丁寧
テキスト同士がリンクしていてわかりやすい

オンラインでの学習がしにくい
単発講座のみだと難易度が高く使いにくい
模試がない

2位 資格スクエア

2013年に弁護士の鬼頭政人氏が立ち上げた司法試験を中心とした法律オンライン予備校。より効率的に司法試験に合格してほしいという理念から生まれました。

鬼頭講師自ら運営するYoutubeチャンネルも有名です。

特徴

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特徴内容
強み初心者でもわかりやすい基礎講座
効率的なカリキュラム
オンラインデバイスで一元化しやすい
弱みサポートはカウンセリングのみと少ない
基礎問と過去問講座の中間となるレベルの講座がない
価格帯約65万~70万円
合格実績19年の論文1位合格者輩出
2019年は予備試験合格者の約3.2人に1人が資格スクエア

看板講座

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看板講座税込価格
合格フルパッケージ703,780円
合格フルパッケージ
(製本テキストなし)
659,780円

資格スクエアのカリキュラムコースは「合格フルパッケージ」の1コースです。

23年受験向けから値下がりし、お求めやすい価格になったのでいまが購入のチャンスです。

※資格スクエア公式より引用

資格スクエアでは受験生のタイプによってカリキュラムを4タイプより選ぶことができるので、上記はそのうちの1タイプです。

評判・口コミ

資格スクエアの口コミとしては以下の口コミがよく見られました。

基礎講座が初学者向けの解説
オンラインで膨大な情報を一元化しやすい
カリキュラムが効率的なのでいち早く過去問にたどり着ける

過去問講座の難易度が一気に上がりすぎ
これだけで論文を自分で書けるまでにするのは難しい

3位 スタディング

通勤時間などのスキマ時間で難関資格に合格するをコンセプトに作られた通信講座。

スマホひとつで講義の視聴はもちろん問題演習や学習管理などもでき、さらに約9万円~始められる業界一の安さが人気。

特徴

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特徴内容
強み圧倒的低価格なのに基礎講座のクオリティが高い
スキマ時間学習がスマホでしやすい
弱みスタディングのみでの論文の突破は難しい
添削・質問などのサポートはできない
価格帯約9万~13万円
合格実績予備試験合格者の声4名
詳細の合格実績は公開していない

看板講座

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看板講座税込価格
予備試験合格コース(基礎)89,100円
予備試験合格コース(総合)134,200円

スタディングの予備試験対策ができるカリキュラムは上記2コースで、総合と基礎の違いは実務基礎と論文対策が付属されるかどうかです。

※スタディング公式HPより引用

評判・口コミ

SNSや合格体験記での多い口コミを紹介します。

値段が安いのに講義の質はいい
1講義30分程度で気軽に聞ける

論文対策はこれだけでは難しい
講義の面白みはない
基本書はないので別途購入必要

4位 伊藤塾

伊藤塾

司法試験受験といえば一番に名前が出てくる大手予備校。

合格後を見据えた学習指導が売りで、講義の質の高さで評判の高い予備校です。

特徴

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特徴内容
強み司法試験業界でも一番と名高いカリキュラムのクオリティ
論文マスターのわかりやすさが特に評判高い
弱みかなりの金額を投資しないと個別指導サポートはない
通信の対応あるものの、使い勝手がよくない
価格帯約110万~140万円
合格実績令和3年度の予備試験合格者388名
令和3年度の司法試験合格者1,137名

看板講座

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看板講座税込価格
司法試験入門講座 1,282,600円

伊藤塾のメインコースは「司法試験入門講座」で2年で司法試験を突破する2年コースと1年の速修コースがあります。

※伊藤塾公式より引用

評判・口コミ

SNSや合格体験記での多い口コミを紹介します。

講師数が多く、呉先生の講義がわかりやすすぎる
カリキュラムの質が高いので、安心感がある
予算に余裕があるなら一択という受験生多数

答練の提出郵送のみとか昭和感…
基礎講義で550時間などカリキュラムが重い

5位 LEC東京リーガルマインド

40年以上の指導経験のある法律系大手予備で、昔は司法試験といえばLEC、伊藤塾、辰巳研究所でした。

担任制なので、1人の講師が7科目を一貫して教えてくれるため学習に重複や偏りがでにくいのが特徴です。

特徴

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特徴内容
強みZOOMでの論文指導があったりサポート体制は手厚い
答練などのアウトプット重視のカリキュラムで受験生の苦手を重点的にサポート
弱み伊藤塾やアガルートなどに有名講師が独立傾向
ここ数年の合格実績は昔に比べると失速ぎみ
価格帯約110万~139万円
合格実績1993~2021年の期間でLECの入門講座を受講した司法試験合格者は5,274名
(ここ数年は1年に50人くらい増えているイメージ)
各クラスごとの合格実績は開示されており、田中クラスの合格実績は6人/7人の年も

看板講座

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看板講座税込価格
予備試験1年合格専用コース1,102,870円~
スマホで司法試験 S式入門講座132,000円

LECの予備試験対策ができるカリキュラムは「1年合格専門コース」で、通学、DVD、通信を選べるほか、講師も4名から選択可能です。

また、低価格から田中講師の授業が受講できるという重要ポイントをまとめた「S式入門講座」も人気です。

※LEC公式より引用

評判・口コミ

SNSや合格体験記での多い口コミを紹介します。

受講生の面倒見がいい
入門講座と論文講座を同じ講師が解説してくれるので難易度が飛躍したりしない

大手校にしては看板講師の情報が聞こえてこない
学割などの割引きを駆使できないと高い

司法試験予備試験の予備校選びの比較ポイント

より自分に合った司法試験の予備校を選ぶポイントとして下記5点を選びました。

  • 費用面:受講料。割引き制度、お祝い金や特典があるか。
  • カリキュラムの内容:講義の分かりやすさ、講師、テキストの質、また受講生の評判や口コミ
  • フォロー制度:質問や論文の添削などの指導。またカウンセリングなどのモチベーション維持ができるか。
  • 自学の便:教材自体の使いやすさ、ツールなどはあるか。
  • 合格実績:合格実績を開示しているか、また開示方法

すでに予備試験の受験勉強を始めた受験生の後悔したポイントとして、比較ポイントは特典や割引きを含めた「費用面」、講師や講義、テキストの質を含めた「カリキュラムの内容」、サポート制度や個別指導などの「フォロー制度」、教材自体の使いやすさの「自学の便」、「合格実績」の5点について比較しました。

予備試験予備校の比較‐費用面

予備試験予備校の費用は約9万円~260万円までさまざまです。

平均的なコストは約80万円くらいだとされます。

下記5社で比較すると大手予備校は100万円を超えるのがほとんどで、安く抑えたい場合はオンライン予備校が選択肢に上がってきます。

また、予備試験合格後のサポート体制や特典なども含めて費用を比較していくべきでしょう。

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予備試験
予備校名
税込価格割引制度など予備試験合格者特典など
アガルート1,020,800~2,665,300円
(714,560~1,865,710円)
再受講・他資格割など
司法試験講座無料特典あり(20万円分)
口述模試無料
資格スクエア659,780~703,780円再受講・他資格割など司法試験対策講座無料
口述対策講座無料
口述模試無料
スタディング89,100~134,200円時期によっては10%クーポンあり合格お祝い金最大20,000円
伊藤塾1,173,000~1,364,900円再受講・グループ割
LEC1,102,870~1,392,000円別途要入学金10,000円
再受講・他資格割など
早割割引き
最終合格で受講料全額返金(通学のみ)
司法試験講座無料

予備試験予備校の比較‐カリキュラムの内容

カリキュラムの内容として下記の点に落とし込んで比較していきたいと思います。

  • 講師
  • 基礎講座
  • 論文対策
  • テキストの質

講師

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司法試験
予備校名
講師数代表講師評判
アガルート約16名工藤北斗やや飛ばす説明が多いが理論的で評判よし。
資格スクエア約5~6名高野泰衡かみ砕いた説明が得意。初学者向け。
スタディング約2名小村・小倉平凡な解説なので面白みはないが質は悪くない。
伊藤塾約17名伊藤真・呉学長はやや学説が長い。呉先生にファン多数。
LEC約9名田中・森・武山田中クラス目当てで選ぶ人も多い。

基礎講座

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司法試験
予備校名
講義時間評判
アガルート約300時間初心者にとっては難しいと感じる人も。
資格スクエア約362時間ステップバイステップで初心者を置いてきぼりにしない解説でわかりやすい。
スタディング約190時間重点ポイントに絞って解説してくれるので使いやすいと定評あり。
伊藤塾約590時間かなりしっかり解説するためよく理解できるが、長いと感じる人も。
LEC約320時間担任制で1人の講師が教えてくれるため基礎からしっかり学べる。

論文対策

多くの受験生の躓くポイントである論文式。自分で論文を書けるようになるために、各校がどのようなカリキュラムを用意しているか比較しました。

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司法試験
予備校名
添削対応評判
アガルート約250通答案作成のやり方をマンツーマンでみっちり個別指導してくれる(オプション付きの場合)
資格スクエア約205通アウトプット至上主義でいち早く過去問対策を始めるが過去問講座は難しめ。
スタディング重点ポイントに絞って解説してくれるので使いやすいと定評あり。
伊藤塾約150通伊藤塾の看板講座である論文マスター。書き方、答練をみっちりサポート。
LEC約220通担任制で1人の講師が教えてくれるため基礎からしっかり学べる。

テキストの質

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司法試験
予備校名
テキストオンラインレジュメ評判
アガルートフルカラー
製本・WEB
PDFとデジタルブックあり。WEB
上の書き込み不可。
それぞれのテキストが相互にクロス検索できるようなっており、知りたいポイントに辿りつきやすい。
特に論証集は受験生の中でも1位を争う人気ぶり。
資格スクエアフルカラー
製本・WEB(オプションによる)
WEB上で書き込み可22年版から論証集の論点がさらに充実。
合格読本などの学習指針を示してくれる教材も充実。
一方で誤植が多いとも。
スタディングフルカラー
WEBのみ
WEB上で書き込み可冊子版テキストはないので自分で印刷が必要。
テキストでのインプットと問題集でのアウトプット両方WEBででき便利。
伊藤塾2色刷り
製本のみ
なし網羅性でいうと一番。とにかく知識がつくので受験後も使える教材。ただ量が多いので、重要なポイントのみ絞ってほしいという声も。
LEC2色刷り
製本のみ
なし

予備試験予備校の比較‐フォロー制度

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司法試験
予備校名
個別指導カウンセリング対応者
アガルート毎週1時間個別指導のフォローアップ
(マネオプ生)
月1回30分講師
資格スクエアなし月1回15分
フォローアップ
講師、合格者、弁護士など
スタディングなしなし
伊藤塾1時間22,000円の有料オプション月1回講師、合格者、弁護士など
LEC各講師のゼミなど有料オプションチューター制度が利用可講師、チューターなど

予備試験予備校の比較‐自学の便

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司法試験
予備校名
WEBテキストスマホアプリSNS機能学習計画機能講義時間/コマ音声DL視聴期限
アガルートデジタルブックあり
(書き込み不可)
×10分~20分2024年7月末
資格スクエア15~30分受講日から2年
スタディング15~30分2023年10月末
伊藤塾×有料OP××180分一部のみ2025年8月末
LEC××60~180分2023年12月末

予備試験予備校の比較‐合格実績

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司法試験
予備校名
合格実績コメント
アガルート令和3年度の司法試験合格者は669名。(占有率47.8%)
令和2年度の予備試験ではマネージメントオプション利用者の合格率20.29%。
基幹講座受講生の合否アンケートによる集計結果。
資格スクエア令和元年度の予備試験論文1位合格者輩出。
過去5年で予備試験合格者100名以上。
有料講座受講生のみ。
スタディング司法試験合格者の声10名。
予備試験合格者の声4名。
有料講座受講生のみ。
伊藤塾令和3年度の司法試験合格者は1,137名。(占有率80%)
社会人予備試験最終合格者は57名、(占有率87.7%)。
予備試験合格者については有料講座受講生のみ。司法試験合格者は一部模試受験者も含む。
LEC各講師のゼミなど有料オプションチューター制度が利用可

司法試験予備試験 予備校の賢い選び方

司法試験予備試験の受験を始めるには大きくわけて下記3つの方法があります。

それぞれどんな人に向いているのか見ていきましょう。

  1. 独学
  2. 予備校を複数掛け持ちで独自カリキュラムをつくる
  3. 1社の予備校のカリキュラムに従う

それぞれ見ていきましょう。

司法試験予備試験 予備校の賢い選び方① 予備校なしで独学

司法試験予備試験を完全独学で突破することはおすすめしません。

独学で予備試験受験を始める理由の多くはコストでしょう。

ただでさえ、他の難関資格と比べて司法試験予備試験の範囲の広さは尋常ではありませんから、受験範囲をすべて自分で網羅するにはとてつもなく時間がかかります、

独学でできないことはないですが、合格までに何年もの時間を費やすことになり、結果的にコスパが悪かったと思う人も少なくありません。10,000時間費やす人もいます。

市販の教材のみで即理解できるという人は稀だと思うので、少なくとも一部、予備校などの教材に頼る【②独自カリキュラムを作る】方法をおすすめします。

それでも独学で行いたいという人は、凡例百選、辰巳法律研究所の趣旨規範ハンドブックなどの基本書を自分で購入して学習することになるでしょう。

司法試験予備試験 予備校の賢い選び方② 独自カリキュラムを作る

自分の必要な講座のみ予備校に頼るので、コストが抑えられるのがメリットになります。また、短答のみ独学で、論文のみ添削講座や個別指導を別で追加する、という自分の苦手に合わせたカリキュラム設計がつくれます。

またすでに司法書士や行政書士などの他の法律系資格を保有していたり、法律を学んだことのある人にとってはある程度既出部分を飛ばして勉強すればよいという点もメリットです。

ただし、勉強半ばで「このカリキュラム設計で足りているのか?」という不安にならないように、ある程度自分自身で、自分の苦手と得意、どこを重点的に勉強すべきかを理解しておく必要があります。

このパターンでおすすめしたいのは、スタディングやBEXAのです。

一般的にスタディングのみでの合格は難しいといわれていますが、短答式のみの学習として使うには約8万円と安いのに申し分のないクオリティです。

BEXAの「4S講座」は初学者にもとっつきやすいと評判ですし、その他の単発講座についてもお値打ち価格なので気軽に追加することができます。

一方で、よくある失敗としては闇雲にいろんな教材に手を出してしまったため、消化しきれずに本番を迎えてしまうパターンです。

この辺りの匙加減に自信のない人には【③予備校のカリキュラムに従う】方法が一番安心です。

司法試験予備試験 予備校の賢い選び方③ 予備校のカリキュラムに従う

一番スタンダードなのは1社の予備校に絞って、そのカリキュラムに従って勉強をこなす方法です。

アガルートの「1年合格カリキュラム」や伊藤塾の「本科生」

このときにカリキュラムとして優秀なのはアガルートの「1年合格カリキュラム」です。

資格スクエアの「フルパッケージ」も短答から口述までパッケージになっているカリキュラムですが、論文講座

勉強の分量としては多めですが、教材が充実しているのでこれ以上追加を考えなくてもよいし

全体の

他の教材を追加する必要が一切ないので、純粋に予備校を信じてカリキュラムに従って学習を進めていくだけでよいので、自分でカリキュラム設計する必要がありません。

司法試験受験は長く、また範囲が膨大なために、ときに「他の教材や基本書が必要なのでは?」と疑問に感じることもあります。そのような場合に予備校のサポートで質問できるのも安心です。

司法試験予備試験の受験によくある質問

30代40代の社会人でも司法試験予備試験に合格できるのか。

大学生や20代の方が母数も合格者も多いですが、令和3年の司法試験予備試験の最終合格者の467名中の114名(約25%)は社会人なので決して少ない数字ではありません。参考:法務省

弁護士になったら費用と時間をかけても見合うだけのリターンが見込めるのか

弁護士の平均年収は728万5,600円です。参考:賃金構造基本統計調査 厚生労働省

弁護士の収入の中央値は1,200万円です。参考:実勢調査 日弁連

司法試験合格までにかかる時間は。

予備試験・司法試験を突破するのにかかる時間は3000時間~8000時間といわれています。個人差がとても大きく、より独学だと長い期間が必要です。

また法科大学院経由で司法試験を受験するには大学4年間+法科大学院2年間通うことになるため、少なくとも6年必要です。参考:アガルート

司法試験予備試験の予備校比較 まとめ

「最短で弁護士になるルート」である司法試験予備試験。予備試験を突破すれば誰も司法試験にチャレンジできますが、第一関門となる予備試験は

司法試験予備試験の予備校選びは最も重要だといっても過言ではありません。

実際に司法試験を目指すには多くのお金と時間がかかりますから、自分にとって優先度が高いのは

「コストを抑えて受験勉強すること」なのか「早く弁護士になる」ことなのかを見極めて予備校を選んでみてはいかがでしょうか?

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予備校名アガルートアカデミー資格スクエアスタディング




総合評価
向いている人実績重視
サポートをしてもらいたい
本気で予備試験を目指したい
法律初学者
オンライン学習重視
学習時間を少なく抑えたい
スマホで学習したい
コストを抑えたい
自分でカリキュラム設計できる
特徴司法試験の合格者占有率約50%約50万円~約8万円~の低価格
運営会社株式会社アガルート株式会社サイトビジット株式会社 KIYOラーニング
公式サイトhttps://www.agaroot.jp/https://www.shikaku-square.com/https://studying.jp/

実績、コスト、サポート体制、カリキュラムの点で総合的に最もおすすめの予備校!

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